ミランvsウディネーゼ 敗退した原因は?
8月26日午前1時(日本時間)にミランの18-19シーズンがスタート
初戦の相手は、ウディネーゼ
ジャンパウロお馴染みの4-3-1-2で臨む
ウディネーゼは3-5-2
前半戦、0-0で終わるがウディネーゼが押し込むケースが多く見受けられる
後半突入後も、前半戦と変わらずウディネーゼのシュートシーンが多くDFのロドリゴにゴールを決められ1-0でミランが敗退する。
多くの現地記者が語っているが、良いコメントが出来ないぐらい今回のミランの試合は悪かった。
イエローカードも3枚
もはや、内容について語るものはなく問題点を上げていきたい。
Problema(問題点)
・昨年度メンバーでの4-3-1-2
絶望的なカスティジェホ、躍動出来ないスソ、連携が取れない中盤
・スソ&トレクァルティスタ
プレシーズン活躍出来たスソだが、今回は最悪のプレイ
劣化版のイスコを見ているようだ......
・4-3-1-2は正解か?
昨年のメンバーで挑む4-3-1-2には無理があるだろう
特にスソは、失格の烙印を押された為、4-3-2-1の2シャドーの一角か4-3-3になる。
これでジャンパウロを納得出来ない場合、スソに居場所はない。
・獲得した選手達は?
テオ・エルナンンデスはプレシーズンに負傷した為、9月末に復帰予定
他の選手も合流遅れや調整中もあり、ジャンパウロが望む4-3-1-2はもう少しお預けだ。
次回のブレシア戦では、4-3-3か4-3-2-1で望むと言うが勝てるだろうか?
ジャンパウロの次戦に期待しよう。
ミランは残りの移籍市場で誰を獲得するのか?
現在、コレアの移籍問題やドンナルンマの契約問題など
残りの移籍市場で、どう変わっていくのか?
イタリアやスペインの新聞の情報をUPしながら考えていきましょう。
移籍停滞中
現在、ミランとアトレティコの間ではコレアの移籍金問題で停滞しているが
アトレティコがバレンシアのFWロドリゴ獲得の為に早急に移籍金を用意する必要がある。
その為に、現在の設定金額である5500万ユーロ〜6000万ユーロから減額になる可能性が非常に高い。
(そもそもコレアに5000万ユーロ以上の価値はなく、ミランも支払う気は毛頭ない)
Gazzetta dello Sport
コレアに関して要求に差があった両クラブの関係だが、昨日の最後の数時間で大幅に近づいた。次の会談で最終合意する可能性すらある。コレアの代理人がミランと再び会談し始めたのもポジティブな兆候だ。
AS
コレアの代理人はミラノにいてミラン移籍を実現させようと動いている。アトレティコもロドリゴを獲得したいので早く放出したいが、要求を5500万€から下げないので両クラブの差はまだある。ミランのオファーは4000万€。
※日本時間の8/14の夜にASがロドリゴに関してクラブ間合意発表した。
メディカルチェックまで済んでいるようだが内部の問題で完全移籍までに至っていない。
イタリア系記者の考察
現在、ミラン所属のアンドレ・シウバがロドリゴ移籍後の後釜として移籍する話が浮上してきており、ミラン・アトレティコ・バレンシアの三者で玉突き事故が起きている。
しかし、本当にクラブ間合意しているようであればアトレティコは早急に金銭を用意しなければならない。
コレアをミランへ売却する以外に、以前ミランから移籍したニコラ・カリニッチも売却し資金に充てるようだ。
上記からも分かるが合意を発表したのは完全に失敗策だ
アトレティコは、なにがなんでも移籍金を用意しなくてはならないのでコレアの移籍金を下げてでもミランに売らなくてはならない。
(モナコが満額でコレア購入を検討しているが、本人がミラン移籍のみ受け付ける)
次回は、ドンナルンマの契約更新・移籍問題についての記事になります
19-20 -ミラン-現在のメルカート(監督・選手)
さて、今季のEL出場をFFPの問題で辞退となり国内リーグのみとなった訳ですが・・・
今夏の現在までのメルカート状況や監督人事を紹介していきます。
-監督-
マルコ・ジャンパオロ
昨シーズンは、サンプドリアを指揮し10位でシーズンを終える
得意なフォーメーションは、4-3-1-2
-獲得選手-
テオ・エルナンデス
マドリー所属
昨シーズンは、レアル・ソシエダ(レンタル)でプレー
ポジションは、左SB
イスマエル・べナセル
アーセナル下部組織出身
また、アルジェリア代表として参加したアフリカ・ネーションズカップではMVPも獲得
ポジションは、アンカー(MF)
ラデ・クルニッチ
クルニッチもべナセル同様、エンポリで昨シーズンまでプレー
ミランで共闘を望む
ポジションは、インサイドハーフ(MF)
ラファエウ・レオン
ポルトガル出身、昨シーズンはリールでプレー。
クトローネが移籍した為、今シーズンはピョンテクとの2トップの可能性が高い。
ポジションはCF
-獲得予定選手-
レオ・ドゥアルチ
ブラジルのフランメンゴ所属
ミランOBのセルジーニョ氏曰く、チアゴ・シウバ2世になれる、と言っているが・・・・
現在でも世界トップクラスのCBのチアゴ・シウバに追いつけるだろうか?
ポジションはCB
フランメンゴ監督が彼はミランの選手になると言っているので、移籍は確定事項だろう
アンヘル・コレア
心疾患や腫瘍などの病気で一時的にフィールドから離れたが、現在は問題なくプレー
昨シーズンはラ・リーガに36試合出場3得点
グリーズマンがバルセロナに移籍した為、完全レギュラーとして定着する可能性が高いが本人はミラン移籍を希望している。
ポジションはWG
ミランもコレア獲得の為に奔走しているが、移籍金の面で両クラブに隔たりがある。
また獲得の為にミランはアンドレ・シウバをモナコへ売却する必要があったが、入団直前のメディカルチェックで引っ掛かり拒否された。
実際はアンドレ・シウバの移籍金3000万ユーロ(37億円)が高すぎた為に、モナコがドタキャンした可能性が高いと言われている。
現在もシウバの代理人がモナコへ売り込みしているが、モナコは2000万ユーロ以上出したくない。
また、モナコ所属のペッレグリとのトレードも動いているが、ミラン側が拒否している。
デニス・プラート
サンプドリア所属
現在はサンプドリアの10番で昨シーズンは、2ゴール3アシストしている。
ポジションは、MF
ミランは獲得を希望しているが、コレア同様に移籍金で両クラブに隔たりがある。
また、プラートはラ・リーガのバレンシアにも狙われており、現在は個人間合意を目指している
18-19シーズン エリオット資本になったミラン
前回はベルルスコーニの終末から中国資本までの時代を語ってきました。
今回は、財政破綻した中国資本からミランの株式を買い取ったエリオット・マネジメント(以下エリオット)の説明をしながら19-20シーズンを考えていきましょう
業績に苦しむ企業に投資し失敗すれば訴訟を起こし、資本を奪いに行くというスタイルの会社です。
最も代表的なのはアルゼンチン政府との訴訟問題ですが、今回は省略します。
さて、中国資本からミランを手に入れた昨シーズン、モンテッラを途中解任しミランのレジェンドの1人であるガットゥーゾが就任。
ガットゥーゾが就任したことにより、特にチャルハノールが生き生きとプレイ出来るようになったのは印象的でした。
しかし、戦術が基本的に4-3-3で右のスソを起点としたものばかりの為、スソを止められると一気に状況が悪化します。
また序盤は、チェルシーからレンタルしたバカヨコも戦術理解に苦しみ、単純にフィジカルだけの選手でした。
劇的に変わったのは、18-19シーズンも後半戦近くになってきてからでしょうか?
バカヨコ が徐々に戦術にフィット、更に冬にピョンテク とパケタを獲得出来たのは大きな一歩でした。
しかし、インテルとのミラノダービー敗戦を境に、順位を下げていきます。
一時は3位〜4位争いを繰り広げていましたが、ダービーでの影響がその後も続きバカヨコ やケシエの問題行動にも繋がっていきました。
最終戦付近で徐々に復活してきましたが、結局アタランタがCL出場権を獲得し5位でシーズンを終えます。
さて、19-20はどうでしょうか?
次回は、監督を含め現在までのメルカートについて説明していきます。
AC Milan なぜCL出場権を獲得出来ないのか?
今回からミラン編に移行します。
さて、ここ数年CLに参加出来ないミラン、その理由はどうしてでしょうか?
特に昨シーズンは、ピョンテクやパケタなど若手即戦力も加わりCL出場権を獲得してもおかしくなかった陣容でした。
私自身も仕事の関係で毎シーズン追っており、GdSやskyで働く友人から毎回情報をもらっています。
その共通が、毎回中途半端な補強または首脳陣とのことでした。
ベルルスコーニの終末から、ふざけた中国資本陣営
日本の冷静なミラニスタの方々は、よくご存知だと思いますが過去の負の連鎖を少しおさらいしてみましょう。
2017/4にベルルスコーニがミランの株式を中国資本の李勇鴻に売却しました。
これが本当に失敗ですね。
資金を持っていないにも関わらず、見栄を張って買収したことによって更に悪循環に陥ってしまいました。
その当時のツケがFFPの問題になり、来季のEL出場辞退に繋がっています。
ちなみによくイタリアでは選手の質の問題だと言いますが、そんなことはありません。
昔のユベントス然り、昨シーズンのアタランタなどは良い例です。
では、中国資本からヘッジファンドであるエリオットに移行してから、どう変わったでしょうか?
次回は、その点について語りたいと思います。
Juventus 選手移籍情報(獲得選手)
前回の続きです。
今回は、現在までに獲得した選手の紹介になります。
まずは、マタイス・デ・リフト
若干19歳でアヤックスのキャプテンを務めた若手No1DF
7000万ユーロ(約85億6000万円)の移籍金で獲得。
年俸も1400万ユーロ(17億円)とセリエAで2番目の給料になる。
続いて、ローマから獲得したルカ・ペッレグー二
ローマから2200万ユーロ(27億円)3年分割払いで獲得。
年齢は20歳で、昨シーズンはレンタルでカリアリで活躍していたイタリアU-21代表選手。
ローマに移籍したスピナッツォーラと同ポジション。
左サイドバックを担当する。
続いてもDF、サッスオーロから獲得したメリフ・デミラル
バルザーリの引退に伴い1800万ユーロ(約22億円)でサッスオーロから獲得
おそらく右CBを担当するだろが序列は一番下だろう。
前には、ボヌッチやルガー二がいるのでターンオーバー要員での獲得だと思われる。
この後は、フリー獲得選手
まずは、以前から獲得が決まっていたウェールズ代表アーロン・ラムジー
アーセナルではエジルと同様の方法で契約更新を図ったが失敗に終わり、ユヴェントスへ移籍。
ポジションはインサイドハーフ
続いて、フランス代表アドリアン・ラビオ
こちらも契約更新でPSGのケラフィ会長と揉め退団となる。
特にラビオの代理人である母親の訴えは凄まじいものであった為、後半からラビオはチームに収集されることはなくなった。
その為、試合勘を取り戻す必要があるが問題ないだろう。
そして、最後にジジの帰還だろう
画像(ジジ)
PSGに移籍してから1年間で帰還。
直近の中国で行われたICCのイタリアダービーでは、圧巻のPKストップを見せてくれた。
しかし、その後のインタビューでサッリ監督も発言していたが「1stチョイスはシュチェスニーだ」
私もそう思う。
他にレンタルバック組でイグアインやピアツァなどがいるが、省略させてもらいます。
以上
次回、ACミランについて語りたいと思います。
Juventus 選手移籍情報
今回は、現在まで上がっているユヴェントスのメルカートのまとめです。
まず、ユヴェントスの放出として以前から話題に上がっているのは、背番号10のディバラ
昨シーズンは、クリスティアーノ・ロナウドがマドリーから移籍してきた為、今までの輝きが失せてしまった感が見受けられる。
他に上がっているのは、チェルシーからレンタルバックで戻ってきたイグアイン
昨シーズンは、前半をACミラン・後半をチェルシーで過ごしたが結果が出せず戻ってきたが・・・・
現在は、ASローマとクラブ間交渉をしており買取OP付きレンタルで放出される模様
レンタル料(900万ユーロ)
買取額(2700万ユーロ)
多少は変更されるかもしれないが、おそらく上記の金額に近い形でまとまるだろう。
また、19歳デリフトを獲得を決めた一方で同じく19歳のモイゼ・キーンの放出話が浮上している。
リーガもしくはプレミア行きが有力説となっている。
設定金額は、5700万ユーロ(約70億円)となっているが、個人的にはキーンよりイグアインの方が放出の可能性が高いだろう。
最後に放出済となったのは、DFのスピナッツォーラがまだ1人の状態
2950万ユーロ(36億円)でローマに完全移籍
一応、バルザーリの引退やカセレスのレンタルバックなどがありますが、それは省略させていただきます。
次回は、獲得した選手を紹介予定です。