World Soccer Diary

元サッカー記者がミラノから送るFootballWebマガジン

ミランは残りの移籍市場で誰を獲得するのか?

現在、コレアの移籍問題やドンナルンマの契約問題など

残りの移籍市場で、どう変わっていくのか?

イタリアやスペインの新聞の情報をUPしながら考えていきましょう。

 

移籍停滞中

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現在、ミランアトレティコの間ではコレアの移籍金問題で停滞しているが

アトレティコバレンシアのFWロドリゴ獲得の為に早急に移籍金を用意する必要がある。

その為に、現在の設定金額である5500万ユーロ〜6000万ユーロから減額になる可能性が非常に高い。

(そもそもコレアに5000万ユーロ以上の価値はなく、ミランも支払う気は毛頭ない)

 

Gazzetta dello Sport

コレアに関して要求に差があった両クラブの関係だが、昨日の最後の数時間で大幅に近づいた。次の会談で最終合意する可能性すらある。コレアの代理人ミランと再び会談し始めたのもポジティブな兆候だ。

 

AS

コレアの代理人はミラノにいてミラン移籍を実現させようと動いている。アトレティコロドリゴを獲得したいので早く放出したいが、要求を5500万€から下げないので両クラブの差はまだある。ミランのオファーは4000万€。


※日本時間の8/14の夜にASがロドリゴに関してクラブ間合意発表した。

メディカルチェックまで済んでいるようだが内部の問題で完全移籍までに至っていない。

 

イタリア系記者の考察

現在、ミラン所属のアンドレ・シウバがロドリゴ移籍後の後釜として移籍する話が浮上してきており、ミランアトレティコバレンシア三者で玉突き事故が起きている。

しかし、本当にクラブ間合意しているようであればアトレティコは早急に金銭を用意しなければならない。

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コレアをミランへ売却する以外に、以前ミランから移籍したニコラ・カリニッチも売却し資金に充てるようだ。

 

上記からも分かるが合意を発表したのは完全に失敗策だ

アトレティコは、なにがなんでも移籍金を用意しなくてはならないのでコレアの移籍金を下げてでもミランに売らなくてはならない。
モナコが満額でコレア購入を検討しているが、本人がミラン移籍のみ受け付ける)

 

 

次回は、ドンナルンマの契約更新・移籍問題についての記事になります