World Soccer Diary

元サッカー記者がミラノから送るFootballWebマガジン

ミランvsブレシア 今シーズン初のホーム戦

9月1日に今シーズン初のホーム戦がサン・シーロで行われた。

ホームでの対戦相手は、昇格組のブレシア

 

今回のミランは、前回のウディネーゼ戦での教訓生かし布陣を変更

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ウディネーゼ戦でトレクァルティスタを務めたスソの失態により4-3-1-2から4-3-2-1に

変更されている。

 

それに対し、ブレシアの布陣は前回のミランと同じ

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4-3-1-2の布陣でアンカーは、ミランも以前獲得の話が浮上したトナーリが務める。

 

 

前半12分早々にチャルハノールがヘディングがゴールを決める

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右サイドに走ったスソのクロスにチャルハノールがヘディングで合わせた、昨シーズンからのお馴染みの崩し方だ。

 

その後のブレシアの展開は、まるで前回のミランを見ているような試合内容。

ポゼッション率でも負けているブレシアは、ボールを奪おうと圧力をかけるが、それが裏目となり無駄にイエローカードをもらってしまう。

前半だけ3人だ。

 

後半序盤にブレシアにチャンスが生まれボックス内に侵入

ドンナルンマと1対1になるが、相手選手のシュートが大きく枠から外れ難を逃れる。

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その後、スタメンだったシウバからピョンテク に交代。

4分後には、チャルハノールからパケタに交代。

 

数分後にパケタがミドルシュートを放つがポストに弾かれてしまう。

 

試合終了間際には、ピョンテクがゴールを決めたと思われたがノーゴール

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ボールがゴールラインを割っていなかった為、ノーゴールと判定されてしまったようだ

 

その後は、最後にトナーリがイエローカードを受けて終了のホイッスルが鳴る。

 

まとめ

シウバがスタメンに驚かされたが、これはシウバがフランクフルト移籍間近だった為と思われる。

前回のモナコ騒動では、膝の状態が悪いと判断されキャンセルしたので今回は事前にスタメンで試合に出し、膝の状態をフランクフルトに吟味させていたのだろう。

今回は試合を通してケシエの躍動が感じられた内容だった、何回も突破を試み前線に顔を出している。

今回のフォーメーションも悪くないが、試合後にフランクフルトとの間でシウバとレビッチのトレードが済み、LWGのレビッチの強みを活かすために4-3-3になる可能性も十分高い。