World Soccer Diary

元サッカー記者がミラノから送るFootballWebマガジン

コッパ・イタリア-ラツィオvsミラン-1stレグ

コッパ・イタリア-ラツィオvsミラン-

2/26-1stレグ-結果内容- 



Ciao

Bogeyです


本当は、当日直後に掲載したかったのですが他社の記事を書いていたので、少し遅くなってしまいました。

ごめんなさい。

 

それでは、Inizio!!

 

コッパ・イタリアは26日に準決勝1stレグがラツィオのホーム・スタディオ・オリンピコで行われ、ラツィオミランが対戦。

 

4連覇中の王者ユヴェントスがすでに敗退した今季のコッパ・イタリア。王者不在でタイトルのチャンスが広がる中、3季ぶりの決勝進出をねらうラツィオと、公式戦10試合負け無しで現在3連勝中の絶好調ミランが激突。

 

ラツィオのホーム・スタディオ・オリンピコで行われた1stレグでは、両チームともに基本的に主力メンバーで臨むがミランの左サイドに変更が見うけられた。

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左WGのボリーニ、SBのラクサールがスタメンとして参加。

前半戦では、ケシエが負傷退場しチャルハノールと交代している。

 

基本的にラツィオが攻勢を仕掛ける展開、27分にインモービレが決定機を迎えたが、シュートは枠を捉えない。その後もラツィオの時間帯が続いたが、ネットは揺らせず前半はスコアレスで折り返す。

 

後半はより激しくなり、一進一退の攻防が続く。80分にはDFラインの背後を取ったインモービレが抜け出し、GKの位置を見てループシュートを放ったが、ポストに阻まれる。85分、ミランは長期離脱から復帰したビリアを投入。元ラツィオのアルゼンチン代表に対し、ホームサポーターは強烈なブーイングで迎えている。

結局90分間で得点は生まれず。イエローカードが5枚飛び交い、両チームの選手が審判に講義する場面が目立つなど、やや荒れ模様の試合はスコアレスドローに終わった。

 

内容結果として

①ケシエの負傷退場

右太ももを痛めたようだが、一週間前後の治療期間を要するということなので次戦のサッスオーロ戦は欠場となるだろう。

ケシエの代わりに、ビリアがスタメン予定となっている。

 

②スソの低調なパフォーマンス

ピョンテク加入以降、低調なパフォーマンスが見受けられる。

相性の問題もあるかもしれないが、恥骨炎が最大のキーポイント。

最近では、カスティジェホが好調な為、サッスオーロ戦ではカスティジェホがスタメンの可能性もあるだろう。

 

③DF陣の成長

ここ3ヶ月の失点は、僅か5点という驚きの結果。

ジージョのセーブ率が高いというのもあるが、CBのロマニョーリの成長が著しく感じる。

マンUが狙っているとの噂があるが、ガットゥーゾ監督も「値札がつけていない」と言いロマニョーリ本人も「移籍するつもりはない、ミランに留まる」と断言している為、問題はないと思うが、様子を見てみよう。

 

準決勝セカンドレグは4月24日、ミランの本拠地サン・シーロで行われる。

Viva Gattuso,Forza Milan!